「与党になって見えてくる風景ある」野田首相

 70歳からの高齢者医療の自己負担引き上げについて、6日の衆院予算委員会で、民主党が野党時代は2割自己負担を主張していたが、与党になって1割負担を継続する方針であることについて、野田佳彦首相は「与党になってみえてくる風景があります」とかわした。小泉進次郎委員(自民)の質問に答えた。

 70歳からの高齢者医療は1割負担だが、自己負担増が民主党内で議論されてきたが、大綱には1割負担継続とまとめた。

 野田首相は「与党になってみえてくる風景があります。また、野党になって見えてくる風景もあります。お互い見えてくる風景が近づいていると思います」と、迷言でかわしていた。

 また、岡田副総理「消費税の引き上げを2014年に実施、物価スライドを下げるトータルな判断な中で総合判断しました。より深い国民の場に立った議論をしなければならない。反省がないわけではございません」と語った。

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