九州電力が3月通期1700億円の最終赤字へ

 九州電力は13日、2012年3月期の連結業績予想を発表し、営業利益は1900億円の赤字、
最終損益は1700億円の赤字予想だとした。1株当たり純利益は359.42円になる。前期実績は最終損益287億円の最終黒字だった。

 同社によると、年度末までの電力の需給動向の見通しを踏まえ予想値を算出したという。現在は九電管内の全原発はストップしている。

 売上高は、販売電力量の減少によって、燃料費調整の影響による単価が上昇。しかし、原子力発電所の運転再開延期の影響、燃料価格の上昇で燃料費などの増加で、損失となる見通し。

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