田中防衛相「ミサイル破壊措置を検討」

 北朝鮮が長距離弾道ミサイルと目される実験衛星を打ち上げるとの報道で、田中直紀防衛相は19日の参院予算委員会で、「自衛隊法に基づき、首相の承認を得て弾道ミサイル破壊措置を命ずることを考えている」と答弁した。自民党の島尻安伊子委員の質問に答えたもの。

 この衛星は、金日成主席生誕100年に合わせ4月に、朝鮮半島から南に向けて発射するとしている。そして衛星は、沖縄上空を通過するとの可能性があるともされている。田中防衛相は、迎撃ミサイルであるPAC3や、イージス艦を展開して対応することについても言及した。

 玄葉光一郎外相も「沖縄など南西諸島の上空を通過する可能性は排除されない」との認識を示した。

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