柏崎刈羽原発6号機の定検の概要発表

 東京電力は21日、新潟県の柏崎刈羽原発6号機の定期検査(3月26日~)の概要を発表した。

 同原発6号機(改良型沸騰水型、定格出力135万6000キロワット)で、停止中の作業予定期間は未定約2カ月半だとしている。燃料集合体872体中212体を取り替えるという。

 定期検査を行う主な設備として、原子炉、原子炉冷却系統設備、計測制御系統設備、燃料設備、放射線管理設備、廃棄設備、原子炉格納施設、非常用予備発電装置、蒸気タービン。また、津波対策としての新たな設備設置も行う。

 これで、東電管内のすべての原子炉が停止することになる。他に運転中の原発は泊原発(北海道泊村)3号機もあるが、こちらも4月に定期点検で停止する予定となっている。

 営業運転の再開について、東電は「起動につきましては、国や地元自治体とよくご相談させていただき、適切に対応してまいります」としている。

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