大阪市長選「職員リスト」ねつ造の疑い

 昨秋の大阪市長選で前市長を支援する交通局職員のリストが作成された問題で、大阪市交通局は、非常勤職員がねつ造した疑いが強いと発表した。

 同交通局は「非常勤嘱託職員とはいえ、法を守るべき立場にある公務員として、あるまじき行為であり、誠に申し訳なく、深くお詫び申し上げます。今後、事実関係に基づき、当該職員に対して厳正に対処してまいります」としている。

 リストは市長選で平松氏を支援した交通労組が、作成したかのようになっていたとも言われてきた。この嘱託職員の動機は不明で、これから詳しく調べて行く方針だ。

 調査によれば、職員が職員リストを自身がパソコンから取り込んでリストを作成していたという。このデータをもとに勤務時間中、労組が「知人・友人紹介カード配布回収リスト」を作成していたかの如く装う資料を捏造した疑いがある、という。

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