米ウォールストリートジャーナルは30日、米アップルの製品調達元のメーカーへの外部監査が行われ、台湾の鴻海精密工業（フォックスコングループ）も違反企業の1社だった報じた。
外部監査機関はアップルが今年1月に加盟した公正労働協会（ＦＬＡ）で、フォックスコンの3工場で調査を行い、ｉＰｈｏｎｅなどを生産するラインの3万5500万人が対象になったという。
労働条件については、これまでにもｉＰｈｏｎｅ4Ｓなどは、中国の未成年の少女が1日16時間労働、時給にして約48円で作っていることなども報道されている。このように未成年も数％は存在しているとされる。
ＦＬＡは法律違反を指摘するとともに、労働時間の短縮などを提言するという。
