中国富豪の9割が子供を海外へ。65%のネットユーザーが賛成

 胡潤研究院などが発表した白書によると、中国人で固定資産総額が600万元以上(約7800万円)の人は270万人で平均年齢は39歳。1億元(約13億円)以上の人は6.35万人で平均年齢は41歳だった。このうち、85%が子供を海外留学させる計画で、億万富豪に至っては90%に上った。

 こうした調査結果を中国のネットユーザーはどう見ているのだろうか? 南方日報が伝えたところによると、ネット調査では65.34%(16930人)の人が支持していて、反対意見の人はわずか7.28%(1885人)にとどまった。

 背景には、中国教育の質に問題があるためだという。ネットユーザーからは「外国では変な先生に会う事もなく、変な食品を口にしなくても言いから」という意見や、「少しでも人よりすぐれている子供は、国内では良い教育は受けられない。自分で学を求めて留学するしかない」という意見が見られた。

 また「金持ちが出て行く事で、これまで押し出されていた貧しい子供たちが学ぶ事ができる」という意見もあった。

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