東芝、WH社長就任予定者が直前で謎の退社

 東芝は4日、子会社の米原子力メーカー大手ウエスチングハウス(WH)の志賀重範会長が、2日付で社長兼務になったと発表した。米州地域総責任者ジム・ファーランド氏の社長就任をすでに発表していたが、本人の退職の申し出があったという。

 ウエスチングハウスは今年3月いっぱいで社長が退任し、4月2日付けで新社長に、米州地域総責任者ジム・ファーランド氏を就任させる人事をすでに発表していた。

 東芝は「米州地域総責任者のジム・ファーランド氏より、本年3月31日をもって同社を退職する旨の申出があり、これを受理したことによるものです」としている。

 志賀会長の兼任は暫定的な措置とされる。

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