中国人投資家6人がインサイダーで7億円稼ぐ(米)

 米証券取引委員会(SEC)は、中国人トレーダー6人をインサイダー取引を疑いで、ヴァージン諸島の資産と口座を凍結させた、と発表した。

 SECによると、中国人トレーダーたちは豚肉の取引を行う企業「Zhongpin」の株式を、買い付けを行う前に、取引を行い900万ドル(約7億3000万円)の利益を得たとして、シカゴ米連邦地裁に資産、口座を凍結させる仮処分申請を行い、申請が認められたという。

 トレーダーたちは、買い付けを発表する直前の3月14~26日の間に、株式取引を行ったという。2000万ドル分を購入したが、SECは、投資行動に合理性がないとした。会社側は46%のプレミアをつけて、買い付けを行うことになった。

 取引にあたっては、香港の銀行を経由して2900万ドルを振り込んだという。ヴァージン諸島に資金はプールされてあったという。

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