東京直下地震、死者9700人を想定

 東京都は18日、直下地震が起きた際の被害想定の見直しを6年ぶりに発表し、都内の死者は前回想定の2006年よりも3000人以上も多い約9700人だとした。また、建物被害も約30万棟が倒壊するという。

 今回の報告は、首都直下地震の「東京湾北部地震」「多摩直下地震」と、海溝型の「元禄型関東地震」と、活断層による「立川断層帯地震」の4タイプの地震を想定した。

 そのうち最も被害が大きくなることが予想されるのが、東京湾北部地震。死者は9700人以上になり、そのうち約5600人が揺れによるもので、3500人が火災によるものだという。

 帰宅困難者も前回報告よりも約70万人増えて約520万人に上るという。


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