オリンパス総会で元社長が議案に反対へ

 オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長が19日、東京都内で会見し、20日開催の同社の臨時株主総会で、取締役11人の選任について反対する意向を明らかにした。

 11人中社外取締役が過半数の6人を占めるが、現経営陣2人も残る上、メインバンクの三井住友銀行の元専務である木本泰行氏が会長候補となるなど、一新とまでは言い切れない点に不信感を持っている。

 この議案については、外国人機関投資家9社がすでに反対の意向を示しているが、国内の機関投資家は認める方向とされ、可決される見通しだ。

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