アメリカ穀物協会はレポート「Food 2040」（東アジアの食と農の未来）を発表し、その中で、日本の食卓で2040年には外食や加工された食品が70％を占めるようになる、と予測した。
東アジアは今後、生物化学分野のリーダー的存在となり、バイオテクノロジーや様々な調理方法、保存方法などが出てきて、中国などから安い食材が流通するようになるとしている。 アジアからキッチンがなくなる、という言い方で表現している。
消費者はほとんどを信頼できるブランドやサービスに依存するようになり、そうした食傾向は中国の都市部や他の東アジア諸国にも拡大していくだろう、と予測した。
さらに趣向も大きく変化するとしており、日本をはじめ東アジア諸国では、ピザ、ファーストフードを好んで大量消費するようになる。また、日本の消費者が、魚中心の食事から肉や乳製品中心の食事に切り替える、とした。
