小沢一郎氏に無罪判決(東京地裁)

 「陸山会」の土地購入を巡る政治資金規正法違反で起訴された民主党元代表、小沢一郎被告に対して、東京地裁(大善文男裁判長)は26日、無罪(求刑3年)を言い渡した。この結果によって検察審査会のあり方や、今後の政界に与える影響の大きさが注目される。

 起訴事実では、小沢氏は秘書らと共謀し、陸山会が2004年に支払った土地取得費用約3億数千万円を、翌2005年分として政治資金収支報告書に記載していた、として強制起訴されていた。

 小沢氏側は、元秘書らとの共謀したとする具体的な証拠や立証がなされていない点を指摘しており、一貫して無罪を主張しており、最終弁論でも自ら無罪を主張していた。

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