アップルが1~3月期の好決算を発表したことで、株が再び買い戻され1株600ドルを回復した。ヘッジファンドなどの機関投資家でもアップルを持っているかどうかで勝敗が決まるという図式になっているが、では、どこのヘッジファンド運用会社が保有しているのか?
米証券取引委員会(SEC)のファイルによると、2011年12月31日時点のアップル株の保有株数は、主だったところは次のとおり。
シタデル・インベストメント 279万株
DEショー&カンパニー 241万株
ディスカバリー・キャピタル 223万株
ローンパイン・キャピタル 215万株
タイガー・グローバル 162万株
グリーンライト・キャピタル 146万株
昨年すべての運用会社でリターン1位に輝いたタイガー・グローバルをはじめ、シタデル、DEショーといった大手がある。一方で、売り屋であるグリーンライトの名もある。
ナスダック市場の26日終値ベースで、1株608.36ドル。例えば、タイガー・グローバルなら、時価で約9億855万ドル(約800億円)。配当では、四半期あたり1株2.65円のため、年間配当に換算して10.6ドルのため、年間配当が約1717万ドル(約14億円)となる。
シタデルなら、時価で保有額約16億9732万ドル(約1373億円)で、年間配当は約2957万ドル(約24億円)となる。