東証1部企業の今夏賞与は0.5%減に

 労務行政研究所は27日、東証第1部上場企業143社の2012年夏期賞与の妥結水準を発表し、全産業の平均は66万7724円、前年同期比で3129円、0.5%減となった。

 業種別で最も落ち込みが激しいのは鉄鋼で、52万6667円(3社)、前年同期比15.8%。軒並み業績の下落が激しい電力会社も78万2614円(6社)、同8.4%減となった。

 同研究所は、全体に低調である原因を、欧州の財政金融危機、外国為替市場の円高などが影響していると、見ている。

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