今月ナスダック株式市場に新規株式上場（ＩＰＯ）を行う米ＳＮＳフェイスブックが機関投資家からの応募が殺到し、1株あたりの価格レンジを引き上げる可能性がある、と11日、ＣＮＢＣが速報を打った。960億ドル規模と見られていた時価総額もさらに肥大化し、軽く1000億ドルを超えそうだ。
これは関係者の話として出たもので、これまでは1株＝28～35ドルという仮条件だが、機関投資家の人気が高く、引き上げることになると見られている。
同社は米証券取引委員会（ＳＥＣ）に提出した書類で、新たなリスク要因として、携帯電話の伸びによる広告収入の不透明さを挙げている。そのため、個人投資家には人気はないというが、機関投資家が飛びつき、需要過多の状態になっているという。
1株35ドルならば、時価総額は960億ドルだが、1000億ドル以上になることは確実視される。
応募は来週水曜日（米時間）に締め切るという。
創業者マーク・ザッカーバーグＣＥＯ
