19年間清掃員で頑張り、コロンビア大卒業


ガック・フィリーパイさん(アルジャジーラより)
 男性が19年間清掃員として働きながら、米コロンビア大学で学んで学位を取得し、このたび晴れて卒業式に出席した。

 米ワシントンポストによると、この男性はユーゴスラビアから米国に亡命し現在は米NYに在住のガック・フィリーパイさん(52)で、コロンビア大学で清掃員として働き口を得た。

 最初は英語をまったく話すこともできなかったという。しかし、そこからフィリーパイさんは、大学の職員向けプログラムで英語の勉強から始めて、19年間もの長きに渡って、昼間は授業、夜は大学の清掃をこなしながら、古典の学位を取得したという。

 フィリーパイさんは今後も学校に残り修士課程で学びたい、と意欲を持っているという。13日に行われた卒業式。式典が終わると、いつものように清掃の仕事に戻っていったという。

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