Facebook公開価格割れ、モルスタ大量買いも未約定

 21日の米ナスダック市場で、米SNSフェイスブック株が、前週末比4.20ドル安(-10.99%)の34.03ドルで取引を終えた。主幹事証券会社のモルガン・スタンレーによる分厚い買い支えがあったとされるが、その多くが未約定の可能性が指摘されている。

 WSJの米マーケットウオッチによると、モルスタが公開予定価格である1株=38ドル付近で数十億ドル規模の大量の買い支えを行ったとされるが、大部分が未約定だったという。モルスタはコメントを拒否しているという。

 上場した18日には、ナスダックがシステム障害で取引開始時刻が30分遅れるなどした。多くの未約定が残ったままとなった。

 他のトレーディング会社でも大量のさばききれない買い板が残っていたために、約定しなかった例もあるという。

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