河本さんが事実認め謝罪、一部を返還

 年収が5000万円にも関わらず母親が生活保護を受給していたと報道されていた、人気お笑いコンビ「次長課長」の河本準一さん(37)が25日、東京都内の吉本興業で会見し、事実を認めて「色々な騒動で、たいへんご迷惑をおかけいたしました。申し訳ありませんでした」と謝罪した。

 会見の直前にその母親とは電話をしたといい「しっかりしゃべって来いと言われました」と明かし、決意をもって会見に臨んだ河本さん。スーツで身を包み深々と30秒近く頭を下げて、謝罪した。

 年収が100万円未満の時期が数年続き、その時に母親はスーパーの鮮魚売り場で働いていたというが、病気を患い医師に仕事を止められ、自身で生活保護受給を決めたのだという。

 河本さんによると、芸人になって2、3年目で、今から14、5年前という認識。収入が増えてからは福祉事務所と話し合いをしながら、援助額を減らすなどしていたのだという。ただ、母親から今年に入ってから「母親が僕に対して、これ以上は迷惑を掛けられないという思いがあったのでしょうか母親から打ち切りたいという話がありました」という。4月に打ち切っている。

 「TVに出はじめて、収入がたくさんあるにも関わらず、自分の認識の甘さがありましたので、すべてきちんとお返ししたいと思います」と返還する意思を示した。

 吉本興業は、時期や金額については、明らかにしなかった。

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