米NYマンハッタンの超高層マンション「One57」で、1億ドル(約80億円)という史上最高額の取引が成立したことが3日、NYポストの報道でわかった。購入契約者はカタール首相のハマド・ビン・ジャーシム・アール・サーニ氏(52)で、しかも先日、同物件の別の区分で成約した9000万ドル(約71億円)のペントハウスも契約者はサーニ氏だという。
報道によると、サーニ首相は2人の妻と、16人の子どもがいて、家族に割り当てるのではないか、とされている。One57の購入に充てる費用は合計で約2億5000万ドルになる見通しだという。
このマンションは、セントラルパークの南端に面しており、来年には竣工予定。住居部分はすでに売り出されており、約半分ほどがすでに成約済みだという。
ちなみに、9000万ドルの部屋は89~90階のペントハウスタイプで、面積は約1200平方メートル。セントラルパークのビューを楽しむことができる。
一方で、米誌フォーブスは、契約者はサーニ首相ではない、と報じている。
One57