ビル・グロース氏
「株はもう死んでいる」として、それを「コロラドの秋の景色を見るかのようだ」とたとえている。
著名経済評論家ジェレミー・シーゲル氏の、株式は長期では平均して年利6.6%をあげることができる、との理論を引き合いに出して、「金利や賃金水準がアップしていない中では、その実現は無理だ」とバッサリ斬り捨てている。
さらには、年利6.6%を「カルトフィギュア」だとして、もはや迷信扱いだ。
そしてベビーブーマー世代に対しては「もう株を買うことはできないだろう。退職後は、もっと働かなくてはならないだろう」と警告を発した。その上で株価上昇のためには、インフレが必要であるとの認識を示した。
PIMCOより