ロンドン五輪の陸上、男子100メートルで優勝し北京に続いて2連覇したウサイン・ボルト選手だが、その驚異的な強さについて、米NBCで3つの秘密が明らかにされている。
マサチューセッツ工科大のメカニカルエンジニアリングルームのアネット・ホソイ准教授が解析したところでは、次の3点あった。
◆他の選手が44歩で到達するところ41歩で到達する、驚異的な歩幅の大きさ。
◆身長が高く、より大きな力を生む。また、そのためのウエイトトレーニングを熱心に行い、下半身の力を強くし飛ぶかのごとく走ることが可能となった。
◆正確に自分の身体の部位の動きをコントロールできるため、ミスステップがない。
上記の3要素はすべて連動しており、恵まれた体格と、それを活かすためのトレーニングで、驚異的な走る能力を身に付けたことになる。