政府国家戦略室は22日、将来の原発依存度についての「討論型世論調査」結果を発表し、2030年の原発比率がゼロという回答が47%と支持を集めたことがわかった。
◆0% ◆15% ◆20~25%という3つの選択肢から選ぶもので、0%を支持する声が約半分の47%を占めるにいたった。また、事前の電話、討論前、討論後の3段階でアンケートを集計しており、原発ゼロの支持は最初は32%だったため、10ポイント以上も上昇していることになる。
調査にあたっては、無作為で選ばれた全国の男女計285人が参加した。政府は、この結果について第三者による有識者委員会などで分析し、今後の政策にどのように反映させていくか検討を行っていく。