マカオでは、10月1日の国慶節をフィナーレとして、それまで毎週土曜の夜に第24回国際花火コンテストを開催中。なんでも、バンクーバー、ハノーバーと並ぶ世界3大花火コンテストで、中でもマカオが一番歴史があるそう。その初日鑑賞とマカオのラグジュアリーな滞在をご紹介します。
マカオの週末旅のよいところ、まず直行便のマカオ航空(http://www.airmacau.jp/)を利用すれば成田から約4時間、しかも空港から市内まで車で20分かからないというアクセスのよさ。また、ご存知のようにカジノは24時間、レストランなども夜遅くまで開いていて、時間をたっぷり使えること。そしてカジノで潤っていることもあると思いますが、ホテルや食事も日本と比較してかなりお得にラグジュアリー体験ができること。
ということで、今回、午前中に仕事を済ませて午後2時に成田を出発、夜のディナーはもうマカオ・ポルトガル料理の名店リトラルでいただきました。こちらのアフリカンチキンは一押しの味。
翌朝、夜の花火鑑賞に備えて、お仕事疲れを取るのにゆったりとスパへ。コタイ地区にある複合リゾート施設ギャラクシー・マカオ内にある5つ星ホテル「バンヤンツリー・マカオ」に向かいます。全室100㎡以上、そして客室内にプールがあるという贅沢な造りのホテル。プールは、眺望を眺めつつ浸るという感じですが、室内にこれだけの広さの水をたたえた空間があるのは、非日常な贅沢感の極み。ホテルの上層階に位置するスカイ・ヴィラの広さは160㎡、インフィニティプールにジャグジー、スパルームまであって、週末に滞在しに来るだけでも価値があると思います。(http://www.banyantree.com)
雰囲気もテクニックも定評のあるバンヤンツリーのスパ。今回初めて訪れたのですが、レセプションからスパルームまで、別世界に入っていくような空間。バスタブも備えたスパルームは、大きな窓があってあたかも森の中にあるかのよう。足湯とフットマッサージを受けながら、インセンスだけでなく音楽も個人の好みに合わせて選びます。私は先週のテニスの筋肉痛を引きずっていたので、スポーツマッサージを選んだのですが、ほどよいストロークの強さで背中と肩が柔らかくなっていくよう。肌が潤うアロマオイルも心地よい。そして最後は、頭の上で鳴らす鐘の音とともに終わり。スポーツマッサージなのに夢見心地の60分間でした。施術後は、蜂蜜入りのジンジャーティーとヨーグルト、果物も。90分で1,100パタカ(税・サ別)。
さて、元気が出たところで、世界遺産地区でもあり多くのお店でにぎわうセナド広場などを散策。坂道のそこここにポルトガル統治時代の建物があって、そして中国の文化とミックスされたエキゾチックな雰囲気はそぞろ歩くだけでも楽しい。庶民の生活も垣間見えます。
花火は夜の9時と10時なので、ディナーをゆっくりと楽しむべく、グランド・リスボア内のミシュラン2つ星レストラン「8」へ。これまた入り口の扉を開くと、足元に(CGなのですが)金魚が泳ぎ、素敵なインテリアに気分が盛り上がります。お料理はどれも素晴らしいものでしたが、見た目も驚かされる点心類やパリパリの皮がおいしいチキンとさっぱりポメロの和え物、ぷろぷりのロブスターの炒め物が特に印象的でした。
花火はマカオタワーのデッキは有料のブッフェ付ですが特等席(要予約)。初日は韓国とタイが花火を上げました。音楽と共に次々と上がる花火は、緩急があって飽きません。最後に大玉が上がると思わず歓声が!夜空を彩る花火が旅を締めくくってくれました。
スパ、グルメ、世界遺産そしてイベントもと欲張りに楽しむマカオ。観光スポットや最新ニュースなどはマカオ観光局の公式サイト(http://www.macautourism.jp/)を参考に。