日銀が金融緩和政策を決定

 日銀は19日の金融政策決定会合で、金融緩和を一段と強化する観点から、追加金融緩和政策を全員一致で決定した。

 資産買い入れ基金を70兆円から80兆円に引き上げ、買い入れ対象は短期国債、長期国債とする。増額は13年12月までをメドに完了する。

 今回、追加緩和政策に踏み切った理由としては、世界経済は持ち直しの動きが一服しており、不確実性が引き続き大きいことや、また米国のFRBも住宅ローン担保証券(MBS)の購入を行うQE3を決定したことも影響しているだろう。

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