昨年、ヘッジファンド業界で世界一のリターンを達成した、米タイガー・グローバルの今年第3四半期を終わった時点の9カ月末までのリターンが、22.4%である、と3日のロイター通信が伝えた。複数の関係者から得られた証言だという。
タイガーはチェース・コールマン氏(34)により設立されたヘッジファンド運用会社で、昨年は年利45%で全ヘッジファンドの中でリターン1位に輝いている。
SEC(米証券取引委員会)のファイルによると、同社はアップル140万株、グーグル90万株を保有。IT2大横綱銘柄は今年に入ってからもリターンは大きく、タイガーの業績に貢献している。
また、フェイスブック(195万株保有)も底値をつけてから上昇に転じており、さらにリターンを伸ばしていきそうだ。
チェース・コールマン夫妻