本物そっくりすぎる中国の子供銀行券

 「今700元(8400円)約持っているわ」「私は1000元(1万2000円)」「私はもっともっと多い、2000元(2万4000円)よ」。

 中国広西チワン族自治区の横県で、6、7歳の子供たちが競うようにお金を見せ合って遊んでいた。近くで聞いていた横県の職員が不思議に思って調べてみると、それは近くの駄菓子屋さんで売っているお菓子の付録だと言う事が分かった。子供のお菓子の付録とはいえ、その子供銀行券は本物そっくりに作られていたというのだ。

 人民ネットによると、印刷されている金額は50元(約600円)や100元(1200円)といった値段の大きなものばかり。

 注意深く見なければ、本物と間違えて使ってしまいそうだ。ただし、確認したところ、本物のお札よりもキレイだそうで、「これを本物と間違うことはないだろう」とのこと。ただし、もちろん使い方を間違えれば、犯罪に違いない。

 中国では「人民幣管理条例」でお札の図柄を使う事を禁止している。

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる