全国私立大学482校のうち、4割にあたる146校が赤字経営を余儀なくされていることが、帝国データバンクの調査でわかった。
帝国データバンクは、全国の私立大学605校のうち企業概要データベースから抽出された私立大学482校(短大のぞく)を対象として調査を行った。
2011年度の損益同行は、黒字大学は213校(構成比59.3%)、赤字大学の146校(同40.7%)を上回っている。赤字大学の中では、3期連続赤字となっているのが86校にも上った。全体の17.8%にも上る。
収入高で見ると、「収入高10億~50億円未満」が207校(構成比45.8%)で最多。また、創立100年以上で「10億円未満」となった大学も2校あった。