中国人モデルが、婦人警察官のコスプレをしたとして、中国・豊北裁判所はこのたび、モデルに対して、懲役9カ月(執行猶予1年)の判決を言い渡した。
中国新聞網によると、このモデルは今年7月に、自身のウエイボ上に、婦人警察官の衣装を着用した3枚の写真を掲載。「わたしはこれから毎日、政府の指導者たちと酒席をともにしなければなりません」などとの記述をしていた。
これは反響が大きく、掲載した後に「ニセ警官」との通報が地元の警察署にも寄せられたのだという。
女性は、高校を卒業後はモデルを志しウエイターなどを経て、モデルの契約を結ぶことができたのだという。
そしてこれからというところで、このコスプレ騒ぎ。目的は、ウエイボ上での閲覧者数稼ぎだったという。執行猶予付きということもあるが、このPRは高くついたのか、安くついたのか?
中国では警察官の権限が強いため、自らの利益を得ようとしてニセ警察官になるという事件も発生している。
婦人警察官のコスプレをしたモデル(ウエイボより)