イニシア・スター証券が2カ月の営業停止処分

 関東財務局は3日までに、イニシア・スター証券を2カ月間の業務停止の行政処分を科したことを発表した。

 自己資本を2億1400万円と計上していたものの、実際にはそのうちの2億円は存在していなかったことが、検査によって判明したというもの。

 金融商品取引法では、投資運用業を営むためには最低限の資本金が5000万円以上必要となるため。

 このため、同社は12月1日から来年1月31日までの間、金融商品取引業のすべての業務を停止。また、自己資本を5000万円以上にするよう改善指導が行われた。

 同社は、「お客様ならびに関係者の皆様には多大なるご心配とご迷惑を、おかけいたしましたことを心より深くお詫び申し上げます」と謝罪している。

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