シャープがクアルコムと99億円の資本提携

 シャープは4日、米半導体大手クアルコムが第三者割当増資を引き受ける資本業務を提携した、と発表した。

 同社によると、クアルコムは第三者割当増資で約3000万株、約99億円分を引き受けるという。これは、MEMSディスプレイ、IGZOなど液晶関連ディスプレイ技術の共同開発を進めていくためというのが主目的となる。

 シャープは、台湾の鴻海(ホンハイ)と資本業務提携を結んだが、その後は難航している。インテルなどとの提携交渉を進めてきたが、資本提携は今回が初となる。

 出資は来年3月までに2回にわけて行われる。

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