5日の東京株式市場は続落し、日経平均株価は前日比52.09円安の9380.37円で取引が始まった。
前日の米国株式市場は反落し、「財政の崖」の与野党協議でできた溝はまだ埋まらずに、買いが入りにくかったようだ。東京市場でも特に大きな買い材料はなく、反落して始まった。東証1部の値上がり銘柄は3分の1程度にとどまっている。
個別では、クアルコムとの資本業務提携を締結したシャープが買われ、1:3の株式分割を発表したマザーズ市場のメディアフラッグ、同じく1:3の分割を発表したジャスダック市場のサクセルホールディングスがともに買われている。