ポルシェが労働時間を週34時間に短縮

 独高級自動車会社ポルシェは13日、生産性の向上のため労働時間の短縮を目指していく経営方針を決めたと発表した。競争力の高い有能な若い人材の獲得で他社に負けないことが目的。

 ポルシェによると、ドイツの未来の人口動態を考えた場合に若年層の減少は明らかであり、さらにその中から有能な人材獲得は各社での競争が予想されるため、こうした措置に踏み切った。

 労働組合とは、時短は行うものの、給与削減は行わないことで合意したという。2013年なかばまでに週34時間労働を実施する。約1万7000人の従業員が対象になるという。

 また託児所を完備するなど、従業員の家族への配慮も行うという。


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