田中真紀子氏、仙石氏、藤村官房長官が小選挙区敗北

 衆院総選挙が16日投開票され、自民党が過半数を超え、公明党との連携で3分の2を超える情勢となりつつあるが、与党の民主党は田中真紀子氏、仙石由人氏、藤村修官房長官というビッグネームが小選挙区で敗れるという波乱が起きている。

 田中氏は新潟5区で圧倒的な地盤を誇ってきたが、しかも父・角栄氏の命日にもあたる因縁の日で小選挙区を明け渡した。比例復活にかけることになる。

 また、現職の官房長官である藤村氏も、大阪7区で逆風の中で小選挙区で苦戦が伝えられたが、小選挙区では振るわなかった。

 徳島1区の仙石氏は、民法の中継が入ったときに、事務所のTVがサッカー中継にチャンネル設定されているなど、すでに小選挙区の敗戦を悟っていたかのよう。

 いずれの候補者も比例の復活にかける。

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