総務省は9日、2011年度の携帯電話や固定電話などによる通信の利用状況の調査をまとめた。携帯電話が、調査開始以来はじめて通話回数と時間が減少している。
携帯電話からの音声通話は前年度比0.7%減の591億7000万回、総時間は同1.8%減の22億7200万時間となった。
携帯電話契約者の一日あたりの平均で見ても、1.3回(前年度1.4回)、3分1秒(同3分17秒)となった。
スマートフォンの普及の影響が大きいと見られ、携帯電話を通話としてよりも、他の用途に使用している時間が長くなった影響がありそう。