主将自殺の桜宮高校体育科の入試募集を停止も

 大阪市立桜宮高校のバスケットボール部主将が、顧問の度重なる暴力によって自殺した問題で、橋下徹市長は15日、同校の体育科の今年度の入試を停止し、普通科を定員増にする考えを示した。

 「受け入れ態勢ができていないと判断している」として、同校のクラブ活動の実態解明のために、体育系クラブの活動を停止するという。また、体育科は学区がなく府内から受験が可能だが、定員120分人分を、今年度入試分を普通科に振り分けるという。

 また、クラブ活動においての指導の場では暴力は禁止の考えを示したが、それ以外の学校教育の場において、ギリギリのケースなどで教諭がどのように対処するかなどの善後策を設ける必要性を説いた。

 市長判断も参考にして、21日の教育委員会で判断を行うという。

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