国内初の「老人ホームファンド」(新生銀など)

 新生銀行は16日、上光証券、野畑証券とともに、「特定目的会社ヘルスケア・インフラファンド神戸」を組成した。これは、個人投資家を対象としたヘルスケア施設を運用資産とする不動産思慕ファンド。ヘルスケア施設が投資対象となるファンドは国内初となる。

 同ファンドは、総室数100室程度の介護付き有料老人ホーム1棟を運用資産として、運営業者から支払われる長期の固定賃料を原資に個人投資家に対して配当を行う。

 そのため、オフィスビルなどの他の不動産対象の証券化商品に比べて、「比較的安定した収益が期待できる」と考えているという。

 ヘルスケア施設への投資については、国土交通省が昨年から、ヘルスケア関連REITの創設もを検討する委員会も発足させるなどの取り組みが始まっている。

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