PGMのアコーディアTOBは不成立

 ゴルフ場運営会社PGMが、アコーディア・ゴルフに対して仕掛けていたTOB(株式公開買い付け)が不成立となったことが、18日わかった。今月17日が期限だった。

 PGMはTOBについては上限を50.1%、下限を20%としていたが、下限に届かなかったようだ。PGMはゴルフ場運営で再編を狙っており、今後の出方が注目される。

 アコーディアは配当性向を9割にするなどの対抗策を発表していた。結果的にはこれが功を奏したようだ。

 ただし、旧村上ファンド系の投資会社「レノ」が18.12%の株式を保有し、PGMとの買い付け価格を含めた諸条件について交渉することや、さらに、配当性向を9割にするだけでなく、フリーキャッシュフローを用いてPBR1倍となるまで自社株買いをするように要望していた。


写真はレノが入るビル(中央左)

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