ゴールドマンCEO賞与2倍でウォール街1位も

 米証券大手ゴールドマン・サックス・グループは、ロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)に対して、1月17日付で株式ボーナス報酬として、約1350万ドル相当を付与していたことがわかった。前年比の約2倍となり、CEOではウォール街ナンバー1になる可能性も出てきた。

 米証券取引委員会(SEC)に提出したファイルによると、ブランクファイン氏は、ゲイリー・コーンCOOら幹部とともに制限付きの株式が、それぞれ9万4320株付与されている。ボーナスの現金支給分は同社は公表していない。

 ブランクファイン氏の過去の公表分の株式報酬は、09年には900万ドル、10年には1260万ドル、11年は700万ドルとなっている。

 業界的には、JPモルガンチェースのジェイミー・ダイモンCEOが株式報酬が1000万ドルと、前年比の50%以上も減少。ブランクファインがウォール街のトップになる可能性も十分に出てきた。


ロイド・ブランクファインCEO

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