老舗企業の寿命は23.5年、金融円滑化法も寄与か

 東京商工リサーチは、「業歴30年以上の企業倒産」の調査結果を発表し、倒産企業の平均寿命は23.5年と、2年連続で延びたことがわかった。

 2012年に倒産した企業で業歴が判明した1万633件のうち、業歴30年以上の老舗企業は3320件。倒産した老舗企業の多くは、バブル景気とともに不動産へ資本を投下し、多額の負債を抱えたケースが目立ったという。

 2012年の倒産企業の平均寿命は23.5年。2年連続で前年を上回ったが、中小企業金融円滑化法によるところが大きいようだ。

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