医師が思う公的補助の悪用例の46%が生活保護

 キューライフは18日、医療従事者(医師、看護師、薬剤師)が経験した公的補助の悪用例の調査を行い、「生活保護受給者」が46.6%と答えていることがわかった。

 この調査は医師182人、看護師370人、薬剤師192人の合計744人から回答を得た。

 不適切な医療機関の利用について、46.6%が「生活保護受給者によるもの」、17.2%が「子供によるもの」とした。

 内容的には、生活保護受給者では、「過剰な受診」「必要ない量・種類の薬の要求」「実態とそぐわない入院希望」などが挙げられている。中には悪質なものとして、転売目的で薬を希望するケースもあったという。

 また、自由回答欄には、糖尿病のインスリン患者が食費がなくなると、わざとインスリンを打たずに救急外来を受診して入院して食費を浮かす例や、蚊に刺されただけで虫さされの薬を買うとお金がかかると言って受診する例などが挙げられている。

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