東芝がフィンランドの原発建設の交渉権を獲得

 東芝は25日、フィンランドのフェンノボイマ社(Fennovoima)から、同国ハンヒキビに建設を予定している原子力発電所について直接交渉の相手として選定された、と発表した。

 この原発は、2社が提案をしていましたが、今後、フェンノボイマ社は、東芝と160万キロW級の大型原子炉「EU-ABWR」の建設に関する契約交渉を開始するという。東芝は、年内の受注を目指す。

 東日本大震災での東電福島第一原発事故の発生以降では、受注すれば東芝が初の受注となる。

 フィンランドでは、2010年7月に、フェンノボイマ社、テオリスーデン・ボイマ社が申請した原発建設計画に関する原則決定が議会で承認されており、2基の原子力発電所の建設が予定されている。

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