日経平均は1万1700円回復、IIJも買われる

 週明け4日の東京株式市場の日経平均株価は、前週末比89.07円高の1万1695.45円で取り引きが始まった。昨年来高値を更新し、現在は上げ幅を100円以上に拡大している。東証株価指数(TOPIX)は、同7.37ポイント高の991.70で始まった。

 3月1日の米国株式市場は上昇し、NYダウは35.17ドル高の14089.66ドル、ナスダックは9.55ポイント高の3169.74で取引を終えた。2月のISM製造業景況指数が、事前の市場予想を上回ったこともあり、引けにかけて上昇した。

 東京市場では、米国株の動きや外国為替市場の円安の流れを受けて、1万1700円台を回復している。この日は、次期日銀総裁候補の黒田氏の所信聴取などが予定されていることも期待を集めそうだ。

 輸出関連を中心に自動車などが買われている。東証1部の値上がり銘柄は81%となっている。個別では、前財務省事務次官の勝栄二氏が次期社長候補と伝わったIIJは寄り付きから買われている。

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