仏アレバが東電福一用のキャスクを輸送へ

 フランス原子力大手アレバは4日、東京電力福島第一原発で出た使用済み核燃料を貯蔵するキャスクを福島に向けて送ると発表した。日本の神戸製鋼との間のジョイントベンチャーで受注していたもの。

 キャスクは使用済み核燃料を貯蔵するもので、今回の発注によって作成されたキャスクは数百本分に対応するという。

 当初に定めた福島第一の廃炉計画では、年内を目標に燃料棒の取り出しをスタートすることになっている。

 また、ロイター通信によると、3号機でも使われていたMOX燃料(プルトニウム・ウラン混合酸化物)の輸送を計画していることを明らかにしている。一方では、新たに再稼働する原子炉が出てくる可能性を見ているようだ。

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