日経平均は1万2000円台回復して始まる

 7日の東京株式市場は続伸し、日経平均株価は前日比104.98円高の1万2037.25円で取り引きが始まった。東証株価指数(TOPIX)は、同6.33ポイント高の1009.55で始まった。

 前日の米国株式市場は、NYダウが42.47ドル高の14296.24ドル、ナスダックは1.76ポイント安の3222.37で取引を終えた。2月の民間発表の雇用報告が事前の市場予想を上回ったことで上昇した。

 東京市場は、NYダウが史上最高値を更新していることや、外国為替市場で円安が進んでいることで、1万2000円台を回復した。トヨタなどの輸出関連を中心に幅広く買われ、ファーストリテイリングも高値を更新し、日経平均上昇に寄与している。東証1部の値上がり銘柄数は1130で、68%となっている。

 一方で、前日に値をあげたシャープは利益確定売りに押されている。

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