ソロス、バフェット、「おじいちゃん」大儲けの時代

 米債権投資会社パシフィック・インベストメント(PIMCO)の、マネージングディレクター、ビル・グロース氏は3日、4月の投資見通しの中で「ソロス、バフェットのような古参の投資家が幅を利かすことになるほど、今の時代は信用拡大している」と述べた。

 ソロス氏は昨年末からの円安に資金を投入し1000億円近くの利益をあげたとされるなど、80歳を過ぎた今でも再び市場にその名前をとどろかせている。

 そうした現状について、グロース氏は「最も恵まれた時代に生きている。そして、最も素晴らしい体験ができる時代だ」と見ている。さらに「クリスマスキャロル」(ディケンズ)のスクルージになぞらえて、「スクルージのようにケチではなく、ほんのちょっとリスクを取るするだけなのだ」としている。

 また、自身もこの恩恵に属していることを付け加えている。

 ただし、今後については懐疑的で「今後はボラティリティが高まり、このような時代が続くとは限らない」とした。

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