「ドカベン」も発禁本の可能性の児童ポルノ法改正案

 高校野球アニメ「ドカベン」も発禁本の可能性。

 8日の参院予算委員会で、「児童ポルノ法」改正の与党案についても議論が行われ、安倍晋三首相が「詳細のコメント差し控えるが。表現の自由との関係もあるし、慎重な考慮が必要だと思う」と述べた。山田太郎委員(みんなの党)の質問に答えた。

 法案については、マンガ、アニメの表現規制が法律によって規制することになるようだが、厳密な定義が難しかったり、また、表現の自由との兼ね合いや、一方で進めているコンテンツ産業の推進の足を引っ張ることにもなりそうで、慎重な意見も出ている。

 山田委員は「ドカベンの中でも8歳のサチ子(主人公・山田太郎の妹)が入浴しており、発禁本になる可能性もある」と指摘した。

 また、小説についても規定がなく、麻生太郎財務相兼副総理は「時代とともに表現は変わると思うが、昔発禁になった小説もある。子供が小説は読まない。漫画の方が子供が読むので、その議論の背景にある」と説明した。

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