熊本の「納豆王」が改造拳銃所持で逮捕

 納豆業界大手の「マルキン食品」(本社・熊本市)は14日、社長の吉良元雄容疑者が警視庁と熊本県警に銃刀法違反の疑いで逮捕された事実を発表し、謝罪した。

 熱狂的な銃マニアである社長の個人の趣味で社業とは無関係とは言うものの、食品を扱う会社のイメージの失墜を免れることはできないだろう。

 社長は自宅に改造モデルガンを多数保有しており、いずれも殺傷能力があることが警察によって確認されている。しかも、20代のころから興味を抱き、自分の手で改造していたという。押収された改造拳銃は85丁もあったそうだ。

 同社の売上高は145億円で、日本の納豆には中国の大豆が合うとして積極的に使用し、安いながらも高品質の納豆を販売し、業績を伸ばしてきた。社長はその功労者でもあり、かさねがさね悔やまれる。

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