全時代で最も金持ちなのは一体だれか? そんなランキングが週刊現代が作成し、1位は現パナソニック創業者の故・松下幸之助氏になった。
週刊現代6月22日号によると、ランキング作成にあたっては、戦後から現在までの長者番付を基にして、時代によって異なる貨幣価値を「消費者物価指数」を掛け合わせて、2011年時点での貨幣価値に換算しているという。それらを基にして最終的に、日本一の大金持ちは、選考委員による選考で選ばれている。
1 松下幸之助 パナソニック創業者
2 石橋正二郎 ブリヂストン創業者
3 上原正吉 大正製薬会長
4 本田宗一郎 ホンダ創業者
5 堤義明 西武鉄道元オーナー
6 孫正義 ソフトバンク社長
7 中内功 ダイエー創業者
8 石橋幹一郎 ブリヂストン会長
9 出光佐三 出光興産創業者
10 山内溥 任天堂相談役
(敬称略)
故・松下幸之助(松下政経塾パンフレットより)
「創業者の精神」以外は捨てたというパナソニックは現在、低迷から抜け出せないでいる。幸之助信者は今でも多く、期待をする向きも多い。
他にも歴史に残る経営者たちが名前を連ねるが、「現役」バリバリのところでは唯一、孫正義氏がランクインしている。
ランク10の圏外では、他には23位に作家の赤川次郎氏、26位にバブルの申し子だった元麻布自動車社長の渡辺喜太郎氏が入っている。