14歳少女が起業の会社が3年で売上240億円に

 14歳の少女が起業したジュエリー会社が、わずか3年で2億5000万ドル(約243億円)の売上高を誇る会社に成長しようとしている。


ベラ・ウィームズさん
 これは「Origami Owl」という、米アリゾナ州のベラ・ウィームズさんという当時として14歳だった少女が始めた会社の話。このたびえ米フォーブスに語ったところによると、2010年に設立し、2012年には売上高2400万ドルになったという。さらに、2013年の見通しは2億5000万ドルに達するという。

 同社は、ジュエリーデザイナーが、プライベートパーティーなどに出向いたり、開催したりして、その場で宝石を販売するというスタイルを取っている。通常の店舗を持たない固定費がかからない方法で、抱えている約5万人のデザイナー自身が販売員となる。

 起業のきっかけは、ベラさんは車が欲しかったということ。公式サイトによると、14歳時に両親から16歳で車のプレゼントを約束されていたというが、それを待ち切れず早くお金を作ろうとしたことだったという。ベビーシッターで貯めたお金で会社を始めた。

 この経験が役立ち、ベビーシッター仲間、さらにはその母親たちの集まりでジュエリー販売を始め、これが当たった。母親も会社の業務を手伝うなど、家族の助けも受けながら、爆発的な成長を遂げた。

 ベラさんは16歳で両親からお金をもらわずに、自身のお金で白いジープを購入することができたそうだ。当初の目標は達成した形だが、今度はどこまで会社を大きくするのか楽しみだ。

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